08 1月 マリオン・ドラリュ Marion Delarue
マリオン・ドラリュは2006年にストラスブール高等装飾芸術学院に入学。
その後、韓国とエストニアでも修業を重ね、南ソウル大学校ではガラスと陶芸を、培材(ペジェ)大学校では韓国の漆工芸を学んだほか、エストニア芸術アカデミーでも学びました。マリオン・ドラリュの仕事は身につけるオブジェの概念を巡るものです。
かんざしを巡る考察
マリオン・ドラリュは一連のかんざしを、伝統的な材料を用い、京都の職人の技術的ノウハウの助けを借りて、制作したいと考えています。こうして出来た作品に髪に飾られたかんざしの写真作品を添えることで、この仕事における身体とオブジェの関係の重要性を理解することが可能になります。かんざしはそれが挿される髪に完璧に溶け込むのです。