28 11月 アレクサンドル・ディモス Alexandre Dimos
アレクサンドル・ディモスは1978年生まれのグラフィックデザイナー・編集者。ヴァランス地方美術学院とパリ国立装飾芸術学院(ENSAD)を卒業。2001年にガエル・エティエンヌと一緒に立ち上げたデザイン事務所「deValence」を、現在ではジスレーヌ・トリブーレと共同運営しています。2003年には、NPO法人「F7」の設立に参加し、その講演会プログラムの立案に協力。2008年以降は、出版社「B42」の運営に携わり、「Back Cover」誌を発行しているほか、デザイン、タイポグラフィ、現代アートや大衆文化と取り上げた書籍を刊行しています。
アレクサンドル・ディモスは2012年8月から12月にかけてレジデントとしてヴィラ九条山に滞在。日本におけるグラフィックデザインの様々な手法について研究し、日本社会におけるその役割を把握しようとしました。現代における多様な手法の豊かさについて調査し、 デザイン、タイポグラフィ、大衆文化とビジュアルアートを関係付けることで、いくつかの歴史的テーマを明らかにしています。
「Back Cover」誌第6号は日本特集号で、ヴィラ九条山でのレジデンスを経て刊行されたものです。