02 6月 エミリー・ペドロン Emilie Pedron
サン=ブリユー美術学院にしばらく在籍したあと、エミリー・ペドロンはデュペレ高等応用芸術学院の陶芸科で、続いてファッション・環境デザイン科で学び、同校を卒業。その後、ヘレナ・クリュッグに師事して高温釉薬を学び、次に ジャンーピエール・グージャールのもとで日本のろくろ技術を学びました。.
彼女の作品を特徴付けているのは日本に対する数多くの言及、ヘレナ・クリュッグのもとでの修業とバーナード・リーチ作品の読解です。伝承、対話とノウハウの発展の重要性が彼女の実践の核心となっています。
2010年にインテリアの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出品したほか、デザイン・工芸ビエンナーレには何度も参加しています。2015年には、エルメス財団の研修プログラム「Académie des savoir-faire/アカデミー・デ・サヴォワール=フェール」に招かれています。
ヴィラ九条山でのプロジェクトは次の3つの活動を軸としたものとなります。モノを収集すること(どこかで見つけ、拾ってきたモノの型取りによる《empreintes/痕跡》シリーズの延長)、茶碗作りを異なった陶芸家のもとで試みるために日本巡りの旅行ルートを作成すること、そして、こうした仕事に写真による記録を添えることです。
« Récolte »シリーズの磁器作品 (Denovembre創設者、ジュディット・ブルダンとのコラボレーション作品)です。