06 6月 SAVE THE DATE ! 6月18日(土) オープン・スタジオ OPEN STUDIOS@VILLA KUJOYAMA SAVE THE DATE ! RDV LE 18 JUIN 2022 POUR LES PROCHAINS OPEN STUDIOS DE LA VILLA KUJOYAMA

SAVE THE DATE ! 6月18日(土) オープン・スタジオ OPEN STUDIOS@VILLA KUJOYAMA
ヴィラ九条山で今年初のオープンスタジオ開催!
ヴィラ九条山で開催されるオープン・スタジオは、ご来館の皆さまがレジデントアーティストと交流し、彼らが日本で取り組む文化活動に触れていただける特別な機会です。
春からの日本の段階的な入国制限緩和に伴い、ヴィラ九条山では、4月から新しいアーティストを迎えています。本オープン・スタジオでは、下記の画期的な進行中のプロジェクトやリサーチを、展示、プロジェクション、スタジオ開放など、今回限りの形を通してご覧頂くことができます。
テディー・サンチェスが展開するダンスバトルサークル「Envahisseurs」が行う企画の京都版を特別開催する他、サンドリーヌ・エルベルグは降り注ぐ隕石と石をテーマにした写真作品を披露、ボリス・ベルグマンは文学作品朗読を、ジュリー・ヴァシェはヴィラ九条山の建物に言葉と音で生命感を演出し、フィリップ・ルイは自身の研究する映像作家集団《Ukishima Collective》が残した足跡を皆さまにご紹介します。彼らが加わったヴィラ九条山の新たな魅力が体感できるオープン・スタジオです。
設立30周年を祝う、日本での最初のイベント「シンクロニシティ SYNCHRONICITY」展につづき、再びヴィラ九条山が一般公開となるこの機会に、ぜひ現在滞在中の5人のレジデントアーティストによる企画・作品をご覧ください。
6月18日(土)に開催されるオープン・スタジオでは、レジデントが日本滞在中に取り組んできたリサーチ、プロジェクトを紹介します。
フランスの芸術に触れられるヴィラ九条山にぜひお越し下さい!
Villa Kujoyama /
Open Studios オープン・スタジオ
6月18日(土) 13:30 から19:30まで
📍 会場:ヴィラ九条山
・ 入場無料
- ボリス・ベルグマン #文学
- サンドリーヌ・エルベルグ #写真
- フィリップ・ルイ#映画
- テディー・サンチェス #ファッション
- ジュリー・ヴァシェ #デジタル・アート
プログラム – 13:30から19:30まで
・ 入場無料
ENVAHISSEURS CERCLES” BATTLE 1ON1 FREESTYLE
>> テディー・サンチェス <<
2022年6月18日(土)
@ヴィラ九条山
11:30 OPEN 12:00 START
15:00 FINISH
バトルエントリー費 ¥2,500 / BATTLE REGISTRATION FEE ¥2,500
LIMITED TO 42 人
[JUGES]
KYOGO (D’OAM) / FUNKYP (FUNKBOOST/soundtrip/EXmatic) / CHIKA-J (BLACK SHIP/paixcoton)
{BATTLE DJ]
SETO
[MC]
じょーじ
PRIZE ¥20,000

ボリス・ベルグマン
(2021年度レジデント)
文学 / Studio 2
ヴィラ九条山でのレジデンス中に京都で進められるこのプロジェクトは、細野晴臣のポエティカルな伝記を執筆するというもの。
京都を歩く
散歩のような作品『京都を歩く』(仮邦題)は、まさに著者のボリス・ベルグマンが新しい居住地に慣れるために、4月から寺社や市街地の長い路地を歩き回った散策記。どこまでも続く発見に気の向くまま足を運べば、執筆や朗読のリズムに合わせて散歩のように京都の街が見えてくることが、彼が部分朗読するこの未発表作品に読み取れます。また、自身のレジデンスプロジェクトと作曲家の細野晴臣氏との出会いについての一節も初朗読されます。

サンドリーヌ・エルベルグ
(2021年度レジデント)
写真 / Studio 4
石 Ishi
サンドリーヌ・エルベルグは、鉱物的、精神的な独創性をもつ日本の石の芸術の繊細さを明らかにすることに力を注いでいます。着想を得ているのは、枯山水や盆石、水石に見られる概念。聖地旧跡を求めて京都各地を歴訪するうちに、彼女は瞑想や禅の思想をともにする石の預言に接するようになりました。
この日は、フォトグラムというアナログな手法に、デジタル、コラージュ、ドローイングなどの手法を織り交ぜて制作された彼女の写真作品が一挙に展示されます。

テディー・サンチェス
(2021年度レジデント)
ファッション/ Studio 1
こうした日本での最初の経験から、テディー・サンチェスはワークウェアのビジョンと、日本の仕事着や織物にとって馴染み深いシルク生地である《ちりめん》を持ち込みました。
15時まではホールにて、「Envahisseurs」ダンスバトルサークルが40人のダンサーにより繰り広げられます。16時からはテディー・サンチェスがスタジオにて、今後の作品に使用する、日本の丈夫で時代を超えた生地についてのリサーチを公開し、デイシー・サンチェスと協働の映像作品『Envahisseurs』を上映します。

フィリップ・ルイ
(2021年度レジデント)
映画/ Studio 5
列島、6852
姿を消した映像作家集団の足跡を自ら辿る中、フィリップ・ルイはごく最近、活動期間中に彼らが行った行動を紐解く糸口を見つけました。
スタジオ内でプロジェクションを交えながら、フィリップ・ルイは新しい映像プロジェクト『列島、6852』を紹介します。このプロジェクトは、ほぼ地下活動状態も同然だった同集団の跡を追いながら、その意図のいくつかを取り上げ、映像がいかにそこに流れる風景や美、緊張感を捉え得るかを理解しようとする試みです。

ジュリー・ヴァシェ
(2021年度レジデント)
デジタル・アート / Studio 3
本オープンスタジオでジュリー・ヴァシェは、サイト・スペシフィックな音響効果作品「Bbbuuurrnnoouuttt(バーンアウト/燃え尽き症候群)」(警報装置を用いるため抜粋)を用いて、ヴィラ九条山の建物に音声演出を施します。ホールでは、「セッションNO.11-翻訳者」(「饗宴」からの抜粋)と題したサウンド作品と一連のドローイングを展示。スタジオ内では、彼女のビデオプロジェクトの一環として、日本でパンデミック対策として距離をとることから生まれる詩的なコミュニケーション方法に関する現在進行中のリサーチについて紹介する予定です。