28 9月 ニュイ・ブランシュKYOTO x ヴィラ九条山: 10月3日のプログラム! Jeudis de la Villa Kujoyama x Nuit Blanche KYOTO: le programme du jeudi 3 octobre

visuel jeudi 3 octobre

第一木曜日はヴィラ九条山へ!

2024年10月3日

14:00 – 21:00

入場無料

プログラムは変更の可能性がありますので、ご了承ください。
本ページで詳細や時間などをご確認ください。

ヴィラ九条山、その近隣には駐車場はございませんのでご注意ください。
駐輪所は、ヴィラ九条山の前にあります。

Programme

14:00 – 18:00 – スタジオ 1, 2, 3, 5 & 6

ジュリア・シマ&ジャンヌ・ヴィセリアルウラ・フォンブランデンブルクマグローヌ・ヴィダルとディミトリリンカ&二コラ・ピノンによるオープンスタジオ

 

16:30 – 17:45 – サロン

オリヴィエ・フィリポノーラファエル・アンジャリと北村昇一による木版画についてのディスカッションと児童書の紹介

 

18:00 – 19:30 – サロン

ウラ・フォンブランデンブルクのれん京都しょうび苑によるディスカッション

 

19:30 – 20:30 – 講堂

「Polaroïd #8」マグローヌ・ヴィダルと鳳笙奏者の井原季子氏とのパフォーマン

 

20:30-21:00 テラス

レセプション

Les projets des lauréat.e.s

ウラ・フォンブランデンブルク
(2024年度, 造形芸)

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影とテキスタイル

ヴィラ九条山のレジデント・アーティストとして、ウラ・フォン・ブランデンブルクは 自らの住まい方を見直すため、モノの命を深く突き詰めたいと考えています。そのため、京都の環境に息づくモノの形態と有り様を、そうしたモノが自らの存在の延長として生み出し、投影し、創り出す影を捉えることで記録したいと考えています。のれん京都しょうび苑と一緒に、賭けをする二人の妖怪の影を表現したろうけつ染めの暖簾を制作しています。

植物繊維

ディミトリー・リンカ&ニコラ・ピノンのプロジェクトは植物繊維と漆の組み合わせに焦点を当て、デザインと工芸の分野におけるリサーチを行っています。日本の専門家と協力し、彼らの乾漆による知識と専門技術を活用することで、ディミトリー・リンカ&ニコラ・ピノンはこれらの素材の組み合わせがもたらす可能性を示すのオブジェをデザインしたいと考えています。

ジャンヌ・ヴィセリアル&ジュリア・シマ
(2024年度, ダンス/パフォーマンス)

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「TrÂme/トラーム」

フランスのマルテル企業財団で2022年に開催された展覧会「La fin est dans le commencement et cependant, on continue /終わりは始まりの中にあるが、それでも人は続ける」におけるコラボレーションのあと、ジャンヌ・ヴィセリアルとジュリア・シマは二人の共同作業を継続しています。単純で、美しさに配慮したつましさの形態において、魂により近い私たちの部分に到達することが可能です。丹念な職人仕事に倣った緩やかさ、感情や記憶の中枢に直接接続された匂い、空間に存在するものと結びついた様々な尺度や進行中のアクションの音を知覚することなどについて検討しながら、二人の身体は空間に形を与えることで、それをひとつの変身の《劇場》に作り替えることになります。

マグローヌ・ヴィダル
(
2024年度, 音楽)

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音楽は言葉の中にある

言語は、人に馴染み深い音であれ初耳の音であれ、その音の構成により人を感動させ、人間は母語の音楽的構成により他者を知るのです。マグローヌ・ヴィダルのリサーチはこうした原理を探求するもので、一方では京都や他の場所に住む、さまざまな背景を持つ人々のインタビューを録音し、それぞれが自身の言語との関係について質問しています。-方言、そして個人的、歴史的、社会的な地理に基づいた独自のプロソディー(韻律)を展開します。他方ではこのプロソディーを、日本のミュージシャンやサウンドアーティストと共に音楽に変換させていきます。今回の一般公開では、マグローヌは鳳笙奏者、井原 季子と共に、デュオでの即興パフォーマンス「Polaroïd(ポラロイド)#8」を披露します。

LOGO YANAGISAWA

オリヴィエ・フィリポノー&ラファエル・アンジャリ
(
2017年度, 文学)

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木版技術を中心として一緒に活動しているオリヴィエ・フィリポノー&ラファエル・アンジャリは、児童青少年向け絵本を出版しています。日本の版画の豊かさと技術面やグラフィック面での独自性に強く惹かれた二人は、木版だけを用いたアーティスト・ブックを制作しました。2017年のヴィラ九条山での滞在では、日本の木版画職人と出会い、一緒に実験することにより、お互いのノウハウの交換を図り、伝統技法と現代的発想の間を行き来する創作プロセスの糧とすることができました。

当日、TOROさんに出店いただきます!

イベントの収録がSNSにて行われる予定です。映像に映り込む可能性があります。

Crédits photos:

Ulla von Brandenburg © Helge Mundt

Maguelone Vidal © Marc Ginot