27 7月 第一木曜日はヴィラ九条山へ: 8月3日のプログラム! Jeudis de la Villa Kujoyama: le programme du 3 août!

Visuel jeudi 3 août

ヴィラ九条山は毎月第一木曜日、一般公開を行います!

スタジオでレジデントたちと交流し、彼らのリサーチプ
ロジェクトがどのように日本文化と対話しているか、
発見しにご来館ください!

第一木曜日はヴィラ九条山へ!

2023年8月3日

14:00-21:00

入場無料

プログラムは変更の可能性がありますので、ご了承ください。
本ページで詳細や時間などをご確認ください。

ヴィラ九条山、その近隣には駐車場はございませんのでご注意ください。

Programme

14:00-17:00- スタジオ1 & 2
マリー・ラバレル(16:00まで)とジュリー・ヴァシェによる
オープンスタジオ

14:00-16:00 –講堂
ピエール・ジネール(2002年度レジデント)による
映像作品「Elsewhere Japan」上映

14:00-18:00 – サロン
テディ・サンチェスによる映像作品上映
(金沢美術工芸大学ファッション&ダンスサークルに所属する
染織コースの学生とのコラボレーションワークショップ)

16:00-17:00 – サロン
《日本のテキスタイルデザイン》:マリー・ラバレルテディ・サンチェスとによるトーク
ゲスト : 足立真美 (金沢美術工芸大学 工芸科 教授)
(日→仏/仏→日 逐次通訳付き)
インスタグラムでもライブ配信!

18:00-19 :00 – 講堂
ルイーズ・エルヴェ&クロヴィス・マイエ
による
リサーチプロジェクトの紹介
(英語で行われます)
インスタグラムでもライブ配信!

19 :00-20 :00 – 講堂
Marlyn Anasonicによるボカールパフォーマンス
x ジュリー・ヴァシェによる映像作品上映

Les projets des lauréats

ピエール・ジネール
(2002年度、デジタル・アート
)

「Elsewhere Japan」

ヴィラ九条山2002年度のレジデントのピエール・ジネールは、 公共空間や現代的な話題、最新技術の展示や再演出を自身の表現領域としています。彼のプロジェクトは、デジタルと双方向性、批評とロマンス、直線性と非連続性、空間、用途、状況の感覚を組み合わせて、虚構と共有の劇場を作り出すなど、物語的なまたは情報的なコンテンツに基づいています。

本日上映する作品「Elsewhere Japan」は、彼が携帯電話やポケットカメラを使って京都や日本を旅した際に撮影した何万ものシークェンスからなる旅日記です。

テディ・サンチェス
(2021年度、ファッション)

プロフィール

インベーダー(身なり01)

日本を何度も旅するうちに、テディ・サンチェスは日本の建設現場の作業着、ニッカポッカの広幅裾、パステルカラー、ハイテク素材に衝撃を受けました。移り変わる日本のストリートシーンはとても存在感があり、すぐにダンスの世界に取り入れたいと考えました。ヒップホップカルチャーがワークウェアの独自性を生み出していることから、テディがこの繋がりを感じるのは当然でした。ヒップホップダンサーに捧げられた初のウェア・コレクションを制作する上で、そのカタチは違えど同じく伝統とこだわりのある日本のワークウェアは、テディが探求したい世界なのです。

マリー・ラバレル
(2020年度、ファッション)

プロフィール

35センチの可能

マリー・ラバレルの本領は、環境とその資源に配慮した観点に立ち、身体と風景を結び合せる絆を物語る衣服をデザインすることにあります。これと同じ観点に立って、彼女は廃棄物ゼロのアプローチをヴィラ九条山に持ち込み、幅35cmという日本の反物の寸法に適した一連の衣服を提案します。日本の職人と協力することで、この狭い幅に見合った衣服の型紙を考案する上で最善の方法を見出し、ファッション産業にとって倫理的により望ましい技法を導き出したいと考えています。

協力:京都精華大学 ファッションコース

ジュリー・ヴァシェ
(2021年度、デジタル・アート)

プロフィール

「砧の太鼓奏者(Les batteuses de Kinuta)」

ジュリー・ヴァシェはフランスから来たサウンド・アーティストであり、映画監督です。現在、ヴィラ九条山に滞在し、「砧の太鼓奏者(Les batteuses de Kinuta)」というフィクション映画の脚本を執筆しています。この作品は、ミュージカルを学びに来日したフランス人女性の声優、ジョアンヌが、孤独に悩むストーリーです。ジョアンヌは能の演目「砧」の公演を見て、孤独と悲しみのうちに亡くなった「芦屋の女」という人物を発見します。二つの異なる時代、現実と詩の間で、二人の女性の内なる対話が始まります。

ルイーズ・エルヴェ&クロヴィス・マイエ
(2021年度、造形美術)

プロフィール

《修復と口伝》

技術を学び、それを保存することが修復プロジェクトの中心となっている日本では、ルイーズ・エルヴェとクロヴィス・マイエはパフォーマンスと、再現と歴史的知識の関係性についての調査を継続します。そこで《修復と口伝》において目指されるのは、技術的、歴史的知識の伝承の機会を観察し、形式、動作や音のレパートリーを収集し、パフォーマンスの修復のツールを揃えることです。二人は建築家、学芸員、大工、建具職人などと面会し、リサーチの第一報を紹介します。

出店のお知らせ:

ジャークチキンとグルテンフリーヴィーガンのおやつと食事を提供するbase island kitchenさんが出店します!

イベントの収録がSNSにて行われる予定です。映像に映り込む可能性があります。