12 11月 オープン・スタジオ OPEN STUDIOS 12月4日(土) @VILLA KUJOYAMA Les Open studios sont de retour à la Villa Kujoyama ! RDV le samedi 4 décembre 2021 pour rencontrer nos artistes en résidence !

VK2021_Open Studios decembre 21 credit Maebata Saki_FB (1)

Villa Kujoyama /
Open Studios  オープン・スタジオ
12月4日(土) 14:00 から20:00まで*
📍 会場:ヴィラ九条山
・ 入場無料

ヴィラ九条山でアーティストと出会う 今年最後のチャンス!

ヴィラ九条山レジデントアーティストたちの活動を一挙に見ることのできる今年最後のオープン・スタジオを開催します!
ヴィラ九条山のオープン・スタジオは、レジデントアーティストと来館者が交流したり、日本でのリサーチについて話したりできる随一の機会であり、この日のために用意されたヴィラ九条山の空間をご覧いただけます。

10月に到着したナターシャ・プトゥー&サシャ・ウルカドゥを含め、ヴィラ九条山には現在6つのスタジオにレジデントアーティストが滞在しています。

全スタジオが使用されるのは、2020年春以来のこととなります。

いくつか作品を発表したニュイ・ブランシュKYOTO2021後の今回のオープン・スタジオでは、午後より滞在中のレジデントアーティストが
皆様に新たなプログラムを提案します。

スタジオ開放から交流、展示、視覚や聴覚、味覚を動員するパフォーマンスなど、12月4日(土) 14:00より様々な体験をお楽しみ下さい!

プログラム – 14時から20時まで*

夜行性のドリフト /要予約 / 満席

Night drifts

夜行性のドリフト

19時から
上演時間: 約1時15分


要予約 / 満席
マルクス・ボルジャとセリーヌ・ペルセ

マルチメディアによる共感覚的没入体験

映像、音楽と味覚からなるこのパフォーマンスのため、セリーヌ・ペルセとマルクス・ボルジャは、多感覚に訴える体験の共有に必要なあらゆる材料を呼び集めます。お互いのノウハウを重ね合わせることで、2人が聴衆=会食者を招き入れる先にあるのは幽閉と逃避、規範と錯乱、自制の幻想と制御不能な欲動の間を揺れ動く危険な対立関係・・・。どうぞお席に!

NOTE DI NOTTEマルクス・ボルジャの映画のプレミア上映会 ⁣

夜行性のドリフト / 参加登録はこちらから
VK2021_Natacha Poutoux Sacha Hourcade portrait villa kujoyama

ナターシャ・プトゥー&サシャ・ウルカドゥ
(2021年度レジデント)
デザイン / Studio 2

ヴィラ九条山でのレジデンス期間中、ナターシャ・プトゥーとサシャ・ウルカドゥが専念することになるのは、テクノロジーを駆使した製品のデザインにおいて、責任感と持続可能性をさらに高めた新しい開発プロトコルを見出すこと。
> プロフィール

社会や地球により優しく、より持続可能な未来のエレクトロニクス製品をどのようにデザインすれば良いのか? ナターシャ・プトゥーとサシャ・ウルカドゥは日本特有の職人技を頼りに、これに答えを出すための最初の手懸かりを探っています。方法論、模型、スケッチや分解された製品を用いて紹介されるのは、進行中のリサーチ。

皆さんも家電製品との関わり方について意見を述べてください。それは、未来のデザインプロセスの中心にユーザーを据え直すためにほかなりません。

VK2021_Photos quarantaine_Celine Pelce_web

セリーヌ・ペルセ
(2020年度レジデント)
料理研究 / Studio 3
* 17時まで

ヴィラ九条山では、セリーヌ・ペルセのリサーチ・プロジェクトは旨味の探求に基づいたものとなります。 日本文化によって定義されたこの味覚認識は、単なる味ではなく、精神的側面を備えた味覚に関するコンセプトです。
> プロフィール

ヴィラ九条山の目と鼻の先にある森の探索、収穫、発酵、試食——。セリーヌ・ペルセが行ってきた実験が、リサーチと風味を通して跡づけられます。食べ物は風景の奥深さをどのように具現することができるのでしょうか?

壁にはリサーチのプロセスが紹介され、信条表明的な会食イベントの記録資料があり、食材は加工され、変化を遂げていきます。

VK2021_Photos quarantaine_Flore Falcinelli_web

フロール・ファルシネリ
(2020年度レジデント)
工芸 / Studio 4

ヴィラ九条山では、フロール・ファルシネリは脱活乾漆造の技法を調査検討します。これは強度と繊細さを併せ持ったオブジェを作り出す技法で、
素材からオブジェへの比類ない移行を可能にしてくれます。
> プロフィール

Quasi-causal operator/準因果作用子(進行中のプロジェクト)

フロール・ファルシネリは《作用子》という概念、主体や客体の概念を、人間中心ではない観点から問いかけています。私たちは私たちに働きかけてくるモノとどのような共鳴関係にあるのでしょうか? スタジオにはリサーチの成果ほか、漆塗りの人工物が並べられ、視覚と触覚に訴えかけてきます。そこで皆さんが促されるのは個々のオブジェの特異性とつながりを持ち、命を持たないモノが生き生きとし、今度は私たちに命を吹き込むという興味深い機敏さを観察すること。

共同出版プロジェクトにより数号の配本が予定されている雑誌「Métier(職業)」の第1号も閲覧することができます。

VK2021_Marcus Borja_Quarantaine (26)

マルクス・ ボルジャ
(2020年度レジデント)
演劇 /ホール

*14時から18時まで

マルクス ・ ボルジャは多分野横断的なプロジェクトへの取り組みを進め、中でも、日本に根を下ろした教育・文化ネットワークと協力し、参加型の合唱劇的作品に取り組みます。
> プロフィール

創作スペースにおいて繰り広げられる何か。それは夕方からのパフォーマンスの通し稽古なのか、ピアノ弾き語りのための新曲なのか、予定されているワークショップ「Voices of Kyoto」の参加者たちとの出会いを求めて日本の北から南と向かう映像物語の上映なのか?

答えはマルクス・ボルジャと一緒に。さあ、ご入場ください!

VK2021_Photos quarantaine_Krikor Kouchian_web

クリコー・クーシアン
(2021年度レジデント)
音楽 / Studio 6

京都滞在期間中、クリコー・クーシアンが取り組むのは「邦男の魂」と題されたプロジェクト。これは、伝統楽器である琵琶をヴィラ九条山の館内でエレクトロニック・ハッキングと対峙させる、3部構成のリサーチプロセスとなります。
> プロフィール

ライブでの録音セッションを体験!クリコー・クーシアンはそのスタジオで1日中、インパルスによりリバーブ(反響効果)を作り出すため録音を行います。そして、サイト・スペシフィックな音楽作りも。ヴィラ九条山に特有の音とは? お静かに。そして、お見逃しなく!