14 6月 横浜フランス月間2024 x ヴィラ九条山 Mois de la France à Yokohama x Villa Kujoyama

Visuel Yokohama

2014年、主要メセナのベタンクールシュエーラー財団の後押しを受け、レジデンスプログラムに工芸部門の受け入れるようになりました。この分野の追加は、先駆けであっただけでなく、ヴィラ九条山に迎え入れられた多くのレジデントに影響を与えました。

ヴィラ九条山は今年、ベタンクールシュエーラー財団の支援と工芸レジデンスの10周年を記念します。東京日仏学院で開催された、2023年工芸レジデントであるトニー・ジュアノーとジェラルド・ヴァトランによる「響」展の続き、ヴィラ九条山はのレジデント2名が、横浜フランス月間のプログラムに参加します。

ジェラルド・ヴァトラン
(2023年度、工芸)

プロフィール

ジェラルド・ヴァトランによる展示『竹とガラス~素材の対話』

期間: 6月7日(金)~16日(日)10:30-19:00
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館2FスペースA
ガラスと竹というふたつの素材のコントラストと調和が、日本とフランスの文化の対話を表現しています。

ニナ・フラデ
(2024年度、工芸)

プロフィール

対談「竹細工をめぐる日仏の視点~技術の継承」

日時:6月21日(金) 14 :30~16 :00
会場:三溪園 鶴翔閣
言語:フランス語。日本語への逐次通訳付き。

参加無料・要予約(Peatix または オンラインブティック
※参加費は無料ですが、三溪園の入園料がございます。

京都のヴィラ九条山に滞在中の木工家具製作を学んだ、工芸家であり造形作家のニナ・フラデは、日本の竹細工を自身の作品に取り入れています。ダンサーの大歳芽里氏、京都を拠点に工芸家でありプロデューサーとしても活躍されている西堀耕太郎氏も交え、竹の使い道と可能性について、さらには伝統工芸の継承と革新について語っていただきます。

アーティスト

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横浜フランス月間が6月7日(金)から30日(日)まで、横浜日仏学院をはじめ、横浜市内各所で開催されます。この学際的フェスティバルは2005年以来、毎年開催されています。今年はオリンピズム、科学研究、美術工芸、ダンスなど、多彩なプログラムが展開されます。いずれのイベントもインクルージョン、知の伝承、イノベーションなど、日仏共通の懸案や優先課題について考えるきっかけになります。

 

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