29 3月 第一木曜日はヴィラ九条山へ: 4月6日のプログラム Jeudis de la Villa Kujoyama: le programme du 6 avril!

ヴィラ九条山は毎月第一木曜日、一般公開を行います!
スタジオでレジデントたちと交流し、彼らのリサーチプ
ロジェクトがどのように日本文化と対話しているか、
発見しにご来館ください!
第一木曜日はヴィラ九条山へ!
2023年4月6日
14:00-21:00
入場無料
プログラムは変更の可能性がありますので、ご了承ください。
本ページで詳細や時間などをご確認ください。
14:00-17:30: オープン・スタジオ/ 映像作品上映
スタジオ 1
ナタナエル・ラボワソンによるアクースムニウムの解釈の分析
講堂
ネイティブ・マカリ&シモン・ルービー*による
映像作品『R: 255 B: 255 G:255』上映
*2人のレジデンスは終了したため、イベント当日は欠席となります。
サロン
テディー・サンチェスによる
『Envahisseurs(コラージュ)』クアドリプティーク映像上映
17:45-20:00: パフォーマンス
17 :45-18 :15 – サロン
テディー・サンチェス及び柴﨑映里、MIZUKA、
クリコー・クーシアンによるダンスと音楽パフォーマンス
(インスタグラムでもライブ配信!)
18 :30-19 :00 – 講堂
テディー・サンチェス及び柴﨑映里、MIZUKA、
nouseskouによるダンスと音楽パフォーマンス
(インスタグラムでもライブ配信!)
19:00-20:00 – サロン
クリコー・クーシアンによる音楽パフォーマンス
サヘル/日本:比較研究
ネイティブ・マカリ&シモン・ルービーは、2018年にナイジェリア北部へ旅した際に生まれたリサーチ・プロジェクトを、日本において共同で進めていきます。ザリア地方で自主管理によるアーティスト・イン・レジデンスを行いながら、2人はサヘル文化と日本文化の間に、気に掛かる類似性を見いだすことができました。そして、言語における音韻の互換性から戦士の装束や行動規範に至るまで、社会科学とフィクションが交差する点において主観的な比較研究を徐々に進めてきました。今回はこのリサーチを、インスタレーションやパフォーマンスで発表します。
*2人のレジデンスは終了したため、イベント当日は欠席となります。
アクースモニウムの演奏における美学的課題:フランスと日本におけるコンサートの行い方
ナタナエル・ラボワソンは日本とフランスにおける、アクースモニウムを中心とした比較研究プロジェクトに取り組んでいます。スピーカー・オーケストラとも呼ばれるアクースモニウムとは、観客の周囲や真っ只中に置かれた一連のスピーカーボックスを指し、操作卓に向かう演奏家により直接制御されます。作品の解釈を通して、音楽的言説の様々な側面が浮かび上がります。スタジオ1では、3月2日にヴィラ九条山で開催したコンサートの録音をもとに、アコースモニウムでの解釈の分析について説明を行います。
オンバイサー(コラボ)
ダンサーであり、デザイナーでもあるテディ・サンチェスは、ヴィラ九条山での日本のワークウェアとダンスに関するリサーチワークを組み込んだ、多面的なコラボレーションシリーズを企画しました。ネイティブ・マカリ&シモン・ルービー(2020年度ヴィラ九条山レジデント)とのコラボレーションによるビデオインスタレーション、そしてダンサーの 柴﨑映里、MIZUKA、ミュージシャンのクリコー・クーシアン(2021年度ヴィラ九条山レジデント)、nouseskouとのコラボレーションによるパフォーマンスなどを開催します。さらに、2022年に妹のデイシー・サンチェスと共同演出したパフォーマンス「Envahisseurs(コラージュ)」のクアドリプティーク映像を展示します。
独学の作曲家・演奏家として25年前から活動しているクリコー・クーシアンは、パリ国立高等音楽院で2007年までアクースマティック音楽とコンピューター支援作曲(CAC)を専攻しました。 パフォーマンスや即興演奏におけるその才能ゆえに、彼は世界各地の電子音楽フェスティバルで注目の存在となってきました。2021年にヴィラ九条山に滞在し、その後、京都芸術大学をはじめ日本で様々なアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加しました。本イベントでは、ダンサーでありデザイナーでもあるテディー・サンチェスとのコラボレーションで、多岐にわたるパフォーマンスを提案します。
イベントの収録がSNSにて行われる予定です。
ヴィラ九条山、
Crédits photos:
Teddy Sanches
– Performance à ¡Viva Villa!: crédit Franck Couvreur