24 10月 TOKYO ART BOOK FAIR 2022 x ヴィラ九条山30周年 TOKYO ART BOOK FAIR 2022 x 30 ans de la Villa Kujoyama

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開館30周年記念の一環として、ヴィラ九条山が東京都現代美術館で開催されるTokyo Art Book Fair 2022に参加します! この機会に、ベタンクールシュエーラー財団の支援を受け、ガリマール社から出版された日仏二か国語の『72 saisons à la Villa Kujoyamaヴィラ九条山七十二候』も紹介。ここでしか見られない、200以上もの寄稿などを収録しています。

ヴィラ九条山のスタンドでは、レジデンス滞在したクリエーターに関する出版物のセレクションもお楽しみいただけます。建築や歴史をはじめ、日仏のコラボレーションや、工芸を含む様々な芸術分野の受け入れなど、ヴィラ九条山という特別な場所がもつ色々な側面について、よりよく知っていただく絶好の機会です。

さらにヴィラ九条山で滞在制作したふたりのクリエイターによる展示として、美術家バディ・ダルル(2021年度レジデント)の作品「Ordinator」と、編集者、版画家、美術印刷の専門家セバスチャン=エステバン・デプラ(2021年度レジデント、現在ヴィラ九条山に滞在中)の作品やコラボレーションプロジェクトがフィーチャーされます。

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バディ・ダルル

1986年にパリで生まれたシリア系フランス人のバディ・ダルルは、2015年に審査員からの高評価を得てパリ国立高等美術学院を卒業。歴史の交差路を巡る研究活動においては、政治的・社会学的・歴史的側面がその仕事の中心に据えられています。

プロフィール

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セバスチャン・デプラ

日本では、セバスチャン・デプラは、図書館、工房や製紙所を訪れ、現代の印刷図版についてのリサーチを行い、ほぼ科学的な方法で昔ながらの技法を細かく調査します。より具体的には、京都でのレジデンス中は、木版印刷工房「竹笹堂」の完全な手作業による木版技術が研究の対象となります。

プロフィール