14 5月 ヴィラ九条山館長シャルロット・フーシェ=イシイの任期延長 Charlotte Fouchet Ishii est reconduite à la direction de la Villa Kujoyama

Portrait Charlotte Fouchet Ishii_Petrel Roumagnac duo


ヴィラ九条山とアンスティチュ・フランセ日本は 多様な分野のアーティスト・研究者向け滞在施設であるヴィラ九条山のシャルロット・フーシェ=イシイ館長の任期が2020年5月1日付けで延長されることをお知らせいたします。

シャルロット・フーシェ=イシイはパリ・ドーフィーヌ大学の文化機関マネージメント科を卒業。2017 年5 月からヴィラ九条山館長を務めており、任期延長は2020 年5 月1 日から2022 年4 月29 日までとなります。これに伴い、シャルロット・フーシェ=イシイは、ベタンクールシュエラー財団との間で更新された3年間のパートナーシップ(2019 年〜2021 年)をその満了までサポートするとともに、今後予定されている日本におけるフランス祭の組織体制へのヴィラ九条山の組み入れを図り、ヴィラ九条山創立30 周年を祝して2022 年に年間を通して繰り広げられる一連の記念行事を立ち上げることになります。

2017 年以来、シャルロット・フーシェ=イシイは日仏のスタッフに囲まれ、日本滞在中のレジデントに寄り添ったきめ細やかなサポートおよびレジデンス後のアーティストやクリエーターのフォローアップに力を注ぎ、ヴィラ九条山が果たす重要な役割を明確に示してきました。工芸からビデオ・ゲームまでをカバーし、ビジュアル・アーツ、舞台芸術やバンド・デシネをも含む現代の創作分野におけるキー・プレーヤーと位置付けられるヴィラ九条山の取り組みは、日本の地に深く根差すことを可能にすると同時に、国際舞台においてもヴィラ九条山のプログラムおよびレジデントに対する理解と評価の高まりをもたらしています。

これはヴィラ九条山の創設目的に則したものであり、日仏間の異文化対話を促進する使命を足掛かりとして多分野横断的な交流の場が目指されています。

シャルロット・フーシェ=イシイの略歴

42 歳のシャルロット・フーシェ=イシイはパリ・ドーフィーヌ大学の文化機関マネージメント科を卒業。2017 年から多様な分野のアーティスト・研究者向け滞在施設であるヴィラ九条山の館長を務めています。
それ以前は、アンスティチュ・フランセ・パリ本部本部に在籍し、セゾン・プログラムのジェネラル・コーディネーターを務めたほか、芸術推進部では副部長代理とビジュアルアーツ・建築顧問を兼務。2011 年から2015 年にかけては、アンスティチュ・フランセ・プラハ(チェコ共和国)で館長代理と文化・オーディオビジュアル担当官を兼務。その前の勤務先であるパリのケ・ブランリー=ジャック・シラク美術館では、2006年の開館以来、教育普及部門の業務を担当。国際部門でのキャリアを開始したのは2004 年で、文化芸術フェスティバル《ソウル・ランデブー》の芸術監督を務めたあと、在韓フランス大使館に文化担当官として勤務。

日本語のプレスリリース

写真 : Pétrel Roumagnac duo.