26 6月 選考委員会の結果 Résultats du comité de sélection

2014年度2015年度の18プロジェクト

2014年6月24日アンスティチュ・フランセ・パリ本部において、

2014、15年度の600件を超える応募書類のなかから、ヴィラ九条山選考委員会は、18件のプロジェクトを選出しました。
合格者は10月4日にリニューアルオープンするヴィラ九条山で、2ヶ月から6ヶ月のレジデント生活を送ることになります。

2014年度レジデント
グレゴリー・シャトンスキー(デジタル・アート)
アンヌ・ボナン&トマ・クレール(美術評論・キュレーション)
ゴリアト・ディエーヴル&カンタン・ヴォロ(デザイン)
マニュエラ・ポール=カヴァリエ(工芸)

2015年度レジデント
アンドリュー・トッド&萩野紀一郎(建築)
オロール・ティブー(工芸・ファッション)
ピエール=ジャン・ジルー(映画)
エマニュエル・ビュルドー(映画)
ヴァンサン・ロマニー(美術評論)
ダミアン・ジャレ&名和晃平(ダンス/パフォーマンス)
フランソワ・アザンブール(デザイン)
イリス・ド・ムウイ(文学)
ジャン=バティスト・デル・アモ(文学)
ミリン・グエン(工芸)
ネリー・ソーニエ(工芸)
セリーヌ・シルヴェストル(工芸)
アルメル・ドゥーセ&マチュー・メッツガー(音楽)
ジョルジュ・ラヴォーダン(演劇)

建築家・加藤邦男氏の設計で、1992年に京都は東山の丘の上にローマのヴィラメディチをモデルに建てられたヴィラ九条山は、アンスティチュ・フランセ日本の五つの支部の一つで、多種多様な分野間の交流の手段であるヴィラ九条山は、ヨーロッパと日本との異文化間対話を強化する使命を担っています。レジデントは京都だけに留まらず、日本全国の芸術・学術・文化関係者と仕事上の関係を結ぶことを求められています。その設立以来、ヴィラ九条山は270名近くのレジデントを受け入れてきましたが、彼らは現代芸術創作や人文社会科学研究の幅広い領域に渡る20以上の分野をカバーしています。
改修工事は、ピエール・ベルジェ氏の協賛により実現しました。ヴィラ九条山の活動は、ベタンクール・選考委員会は次のメンバー構成となりました(敬称略)。グザヴィエ・ダルコス(アンスティチュ・フランセ・パリ本部理事長)、シドネ・ペロル(アンスティチュ・フランセ日本副代表)、ヴァレリー・フルラン(外務・国際協力省文化交流・研究副局長)、イザベル・マンシ(文化・コミュニケーション省芸術創作監督官)、エドヴィージュ・ソートロー(ベタンクール・シューラー財団文化メセナ責任者)、ピエール・ベルジェ、長谷川崇子(日動画廊パリ店長)、オリヴィエ・ガベ(パリ装飾芸術美術館館長)。