30 5月 ヴィラ九条山新館長にアデル・フレモル Adele Fremolle est nommée directrice déléguée de la Villa Kujoyama !

このたび、アンスティチュ・フランセおよびアンスティチュ・フランセ日本は、2022 年 9 月 1 日付で京都・ヴィラ九条山の館長にアデル・フレモル(Adèle Fremolle)が就任することが決定しましたのでお知らせします。
ソルボンヌ大学で美術史、およびパリ・ドーフィンヌ大学で経営学の学位を取得後、アデル・フレモルは アルル国際写真フェスティバル、ヒルティ財団(パリ、マドリード)、ケ・ブランリ美術館、 ダンケルク市グラン・ラルジュ現代アート美術館、ルーベ市ラ・コンディション・ピュブリック事業団などで 16 年間、文化機関の業務に従事してきました。
ヴィラ九条山の館長に
アデル・フレモル(Adèle Fremolle)
展覧会プロデュース、アー
ティスト支援、施設戦略などを得意とし、過去に手がけたさまざまなプロジェクトにおいて、関係する地元との強い絆をベースに、異なる文化を融合させてきました。2006 年にはアルル国際写真フェスティバル事務局員、またグラン・パレで開催された「海に沈むエジプトの秘宝展」のコーディネーターを務めました。 2007 年と 2009 年には、ケ・ブランリ美術館の写真ビエンナーレ「フォトケ Photoquai」展を担当し、2008 年には「海に沈むエジプトの秘宝展」マドリード会場の総合コーディネーターを務めました。ダンケルク市グラン・ラルジュ現代アート美術館副館長を務めた 2011 年から 2019 年には、同施設の改革と、既存の産業遺産を建築に生かすフランスの建築家ユニットであるラカトン&ヴァッサルの同施設再開発プロジェクト実現に貢献しました。2019 年にはルーベ市ラ・コンディション・ピュブリック事業団に代表理事として着任し、このクリエイティブで多分野的な事業団の発展を推し進め、その運営に尽力しました。
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アデル・フレモルは、2017 年から 2022 年にヴィラ九条山館長
を務めたシャルロット・フーシェ=イシイの後任となります。