フランソワ=グザヴィエ・リシャール
工芸
2017

Profile
フランストゥール出身。「画家、彫刻家、版画家。手刷り木版壁紙の制作を専業とする《アトリエ・ドファール》の創設者。18世紀および19世紀の大規模工房における伝統的な製造技法を継承しつつ、伝統的手法に独自のコンテンポラリーな視点を加えています。2017年にヴィラ九条山に滞在した際、和紙を中心にさまざまな種類の紙が生み出す音を響かせる楽器「紙のオルガン」を制作。この作品はミュージシャンとの協働によるパフォーマンスの中で演奏され、観客に独自の音響体験をもたらすものです。
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François-Xavier Richard
Research project
ユネスコ無形文化遺産に登録されている和紙は現在日本において、ヨーロッパの手刷り壁紙が経験したような変容の過程にあります。伝統工芸から工業生産、筆記媒体から包装材、さらには建築素材まで、和紙は多様な領域にまたがる存在です。ヴィラ九条山でのレジデンス期間中、フランソワ=グザヴィエ・リシャールは《Space in Motion》と題したプロジェクトを構想しました。本プロジェクトは、身体と空間との対話を探る一連のパフォーマンスで構成されています。彼のリサーチは、とりわけ日本神話と、それが人々の想像力に及ぼしてきた影響に焦点を当てています。