27 4月 第一木曜日はヴィラ九条山へ!5月4日のプログラム Jeudis de la Villa Kujoyama: le programme du 4 mai!
ヴィラ九条山は毎月第一木曜日、一般公開を行います!
スタジオでレジデントたちと交流し、彼らのリサーチプ
ロジェクトがどのように日本文化と対話しているか、
発見しにご来館ください!
第一木曜日はヴィラ九条山へ!
2023年5月4日
14:00-21:00
入場無料
プログラムは変更の可能性がありますので、ご了承ください。
本ページで詳細や時間などをご確認ください。
14:00-17:00
スタジオ3
ジェラルド・ヴァトランによるオープンスタジオ
サロン
ニコラ・ピノンによるリサーチプロジェクトの紹介
16:30-17:00: トーク (仏日逐次通訳付)
講堂
カンタン・クーロンとオンブリンヌ・レイによる映像作品上映
17:00-20:00
17 :00-17 :30 – サロン
ナタリー・アズーレによる朗読
インスタグラムライブでも配信!
18 :00-21 :00 – 中庭
テディー・サンチェス*による《 In between》
映像作品上映(監督: デイシー・サンチェス)
*イベント当日は欠席となります。
19:00-20:00 – 講堂
クリコー・クーシアンによるパフォーマンス
コラボレーター: 石原瀞山、毛利桂、大歳芽里
インスタグラムライブでもライブ配信!
ナタリー・アズーレは世界の機械を動かすためにプログラミングを行う若者たち、コーダーたちの世界に興味を持つことを決意した50代の女性作家を描きます。昼夜問わずコーディングをしているこれらの若者は誰なのか? 彼女はこの多数の記号に疑問を投げかけ、人間の言語と対峙させます。 これらの明確で実行力の高い言語はどのように作成されるのか? その一方で、小説とエッセイの狭間で『Python』 は、予想以上に個人的な調査を展開します。ヴィラ九条山に滞在中、 ナタリー・アズーレ は不透明な記号の世界への没頭を試みます。 そして、日本は刺激的な解読体験の比喩となります。
ガラスアーティストのジェラルド・ヴァトランのアプローチはヴィラ九条山で、自らのガラス作品と組み合わせるために竹工芸の技術を習得することにあります。日本の哲学との触れ合いを求め、そこから創作の基盤を導き出したいと考えています。それは、彼が人生そのものと考えているアーティストとしての歩みに、新たな息吹を与える刷新の機会となります。新たな創作において、ジェラルド・ヴァトランはガラスと竹という素材のコントラスト、2つの文化のコントラストを明らかにすることで、程良いバランスを実現し、日仏の文化が交差する地点を示したいと考えています。
テディー・サンチェスはデザイナーであり、ダンサーでもあります。日常生活の中の「シンプル」を探求し、「洗練」された要素と対話させることに関心を持っています。レジデンス中にリサーチした日本の伝統的な繊維に関するノウハウと、日本の工事現場で着用される服装からインスピレーションを得て、ヒップホップダンスのベーシックな衣服を作りたいと考えています。
*イベント当日は欠席となります。
監督 : デイシー・サンチェス
ダンサー: テディー・サンチェス、MIZUKA
映像撮影、編集、テキスト作成 : デイシー・サンチェス
音声 : デイシー・サンチェス、小倉笑
音楽 : nouseskou
翻訳: 角田奈菜
クリコー・クーシアンは25歳より独学で作曲家・演奏家として活動し、さらにパリ国立高等音楽院にて2007年までアクースマティック音楽とコンピューター支援作曲(CAC)を専攻しました。 パフォーマンスや即興演奏における彼の才能は、世界各地の電子音楽フェスティバルで注目されています。2021年にヴィラ九条山に滞在し、その後、京都芸術大学をはじめ日本で様々なアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加しました。本イベントでは、尺八演奏家の石原瀞山、ミュージシャンの毛利桂とダンサーの大歳芽里とコラボレーションを行うことで、分野を超えた幅広いパフォーマンスを提案します。
「手の賢さにささげるリリアン・ベタンクール賞®」受賞者の二コラ・ピノンは2013年以降、コラボレーションにおいてもリサーチにおいても、特に日本の漆に専念しており、コラボレーションやリサーチにおいて、3Dプリンターによる柔軟性に富んだ支持体の製作や、漆工品のレーザー彫刻、新しいテクノロジーも取り入れています。2022年秋のヴィラ九条山での滞在中では、ニコラ・ピノンは環境に配慮した素材や繊維を巡るリサーチを通して、サンプルの開発に努めましました。また日本において、温度変化に反応するサーモクロミックな漆の探求とその応用にも続けて取り組んでいます。
日本での初めてのコラボレーションのため、カンタン・クーロンとオンブリンヌ・レイはドキュメンタリーとフィクションが入り混じった作品の制作において、人々に耳を傾け、発言を促し、予期せぬ出会いを生み出す状況を引き起こします。レジデンス期間中、2人が計画しているのは日本の若者たちと出会うこと。それは1960年代の若者であったり、今の時代の若者であったりします。『孤独担当省』は、現代資本主義と結びついた新しい疎外の形を取り上げ、三ないギャル、ひきこもり、着ぐるみん(着ぐるみ族)、童貞クラブのメンバーなど、自発的か否かを問わず、現代社会から抜け出そうとしている若者たちがもたらす回答を巡る映像プロジェクトです。
出店のお知らせ:
16時~21時まで、ジャークチキンとグルテンフリーヴィーガンのおやつと食事を提供するbase island kitchenさんが出店します!
イベントの収録がSNSにて行われる予定です。
ヴィラ九条山、