1997年ヴィラ九条山レジデントで、現代美術家、パリ国立高等美術学校教授のジャン=リュック・ヴィルムートが、12月18日（金）に、台北市で逝去しました。

ヴィルムートは、1983年、東京のギャラリーで、初めての展覧会を開催して以降、作品制作のため、定期的に来日し、今年は、日本各地、複数の展覧会で、作品を紹介したところでした。PARASOPHIA : 京都国際現代芸術祭2015では、「カフェ・リトル・ボーイ」を、越後妻有大地の芸術祭では、「カフェ・ルフレ」、ヒロシマアートドキュメントでは、「タイムズ・サイエンス」を紹介しました。

2015年3月9日、ヴィルムートが京都を訪れた際に行われた、短いインタビューの中で、彼はヴィラ九条山滞在について、また、彼の作品の中での日本の位置付けについて、語ってくれました。(フランス語で)

ヴィラ九条山は、ジャン=リュック・ヴィルムートの才能に敬意を払い、御冥福をお祈りいたします。